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おはこんばんちは、杵でございます。
さて、姫路城ツアーの続きです!
この城のすこーし残念な事実を知ってしまった一行、行列に並んで迷路のような道を進み、修理を終えた大天守の中へ。
おぉ! 広い! 綺麗! これなら長物も楽々振り回せるぜ!
壁には武具掛けも備えられていて、槍でもかかってたら壮観だろうなあ。
…あれ? 天守の中ってこんな広々としていいもんだっけか?
武具掛けもまるで飾るためにつけられてるような・・・。
枡形もなければ、狭間も役立たずな姫路城。
天守閣もまた、のびのび戦闘ができる広さで防衛には適さない、と。
宗家いわく「天守の体裁ではあるけど、迎賓館的なもんやったんやろね」
とのことです、なるほど。
広大な縄張りと優れた立地に築かれた姫路城は、ただそれだけで敵の戦意を削ぎ、むしろ防衛機能より美しさや雄大さで威光を示そうとこのようなつくりになっているのかもしれませんね。
そうして「日本一美しい城」とも評される今日の姫路城、別名「白鷺城」になっていったと。
さて、順路に従ってずんずん進んでいくと六階に上がる階段の前で相当な混雑の様子(ー_ー;)
我々はなにも、天守からの眺望のために来たわけではないのだ!
こんなとこに並んでられるかってことで総員撤退、西ノ丸をめざすことに。
家に例えると天守は納戸、西ノ丸がリビングや寝室にあたるのだそうで城を攻め落とすなら、天守よりも西ノ丸を落とさにゃならんわけですな。
実際、西の丸へ向かう構造は天守側と比べると防衛線を意識した構造になっている様子。
(それでも飾りにしかならんような狭間があったりします、笑)
狭間の使い方や、逆に潰し方、防衛側の兵たちがどんな立ち回りをしていたかといった解説を聞きながら、西ノ丸をぐるり。
まだ少し時間があったので、せっかくなので好古園という武家屋敷跡を活用した庭園へ向かうことにしました。
好古園へ向かう道中、大手門を出てすぐの内堀を観光客を乗せた舟が泳いでいました。
内堀の中から解説を聞ける乗船体験てなものをやってたわけですね。
春日メンバーは皆思ってたことでしょう、舟に乗ってみたいと、否、“船頭さんそこ代れ”と。
乗船体験自体には興味を示さず船頭さんの動きにちょっとテンションをあげる春日会一行。
その様子にゲストメンバーはポカーンと。変な集団ですね。
でも門弟なら嫌でも注目せざるを得ないわけです。
さて、船頭さんを観察できてホクホクしながら(ぇ
つらつら歩いて好古園に到着ー。
ゆったりまったり庭園の風景を楽しみました。
庭園も綺麗でしたが、私的には庭園を区切る路地が、印象的でした。
余計なものが視界に入らず、江戸時代にでも迷い込んだような
とまあ、こんな感じで第二回城攻めツアーは終了。
姫路駅へ向かう道すがら、目に飛び込んだビアガーデン。
宗家も誘惑に引っ張られそうなご様子でしたが、グッとこらえて大阪へ帰る電車に乗り込みました。
帰りの車中はツアーを振り返りつつ、次回のツアーに期待しつつのおしゃべり大会第二弾。今回、一応私が幹事だったんですが、概ね好評だったようで一安心でした。
無事、大阪駅へ帰り着き解散と相成りました。
記事には書けなかった小ネタもたくさんあって(手ぬぐいのたたみ方とか、火縄銃の扱いとか、ね。)
とても充実したツアーでございました。
それにしても、
次回の話をする度に宗家の展望が広がってる気が...。
うん、気にしないでおこう。(・Д・)
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