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1月8日、金山媛神社ならびに金山彦神社にて行われた新年行事のレポートです!
まずは前日の7日。
門弟の有志一同で設営を行いました。
非常によいお天気で、準備がとてもスムーズに整いました。
ですが、みんなの心配は前々から出ていた雨が降るという予報です。
夜のうちに降り切ってほしい!と願いながら帰宅しました。
あけて当日、予報通り雨が降る朝…だったのですが、金山媛神社さんへ着くころには、遠くの雲の切れ間に陽が差し込み始める…という感じになりました。
ありがたや!
神事のまえに
、
去年に袴付けを行った子が今年からお役に付くので、袴と一緒にたまわった白扇の封切を、宮司さんにお願いしました。
お天気が大丈夫なうちに、できる限りやってみよう!を方針に、今年の新年行事スタートです。
媛社の拝殿にて、宝剣の御蔵出の儀を執り行わせていただき、
そのまま剣降の儀に移ります。
道中行列はあいだを省略しまして、媛社を出るまでと
彦社に入るところだけになりました。
袴付の儀と演武を執り行うために雨で濡れた場を整え、彦社での神事にはいります。
大変残念なことに、ここにきて雨が降りはじめました。
彦社の拝殿をお借りし、場をしつらえ直して袴付の儀に移ります。
ふだんの練習といろいろ違うところがあったでしょうけども、大きな声でしっかり口上を述べていました。
雨が収まらなかったため、演武を奉納することはできませんでした。
今年は陣形を組んでの薙刀や、子供たちの演武も予定してたのですが、とても残念です。
いっぱい練習してきたので、別の機会で成果を披露できたら良いなと思いました。
宝剣を媛社にお戻して、怪我や事故もなく無事に終了することができました。
今年もよい稽古を積んでいけますように!
遅くなりましたが、新年行事(1月9日)のご報告をさせていただきます。
剣降之儀、袴着之儀を金山媛神社、金山彦神社にて執り行わせていただきました。
(前年の様子はこちら⇒前編 / 後編)
前日の8日。
演武場などの設営と宗家による座学があり、金山媛神社に門弟10名ほどが集まりました。
ですが、残念なことに雨が振ってきてしまい設営は翌朝に持ち越すことになりました。
ご奉仕として社務所のお掃除をさせていただきました。
そして昼食のあと『神事と武家との関わりについて』をテーマに宗家の講義が行われました。
神事と家伝行事、武家の文化面から聞くお話はとても興味深くて勉強になりました!
9日の朝。
一部の門弟が金山彦神社に向かい、儀式場と演武場を整えました。
彦社の様子が昨年と違っていてびっくりしました。
秋頃に、御神域内に立つ大杉が拝殿側に倒れてしまったのだそうです。
金山媛神社にて祝詞を受け宝剣を授かり、金山彦神社まで御渡道中を行いました。
大榊を前年と同じく師範代と葎兄さん、宝剣は杵君、上瀧家の護刀を前年に袴着之儀を受けた少年部筆頭が捧げ持ち、その後ろに門弟一同が並びます。
続いて、幼年部門弟による「袴着之儀」に移ります。
近隣の方々と門弟達が見守る中、緊張した面持ちでしたが両親の前で最後までしっかりと口上を述べることができました。
帰りの御渡道中も中止となりました。
金山媛神社に戻って、神前に儀式の無事の終了をご報告させていただきました。
あいにくのお天気ではありましたが、本年も祭礼を執り行なうことができ、大変ありがたく嬉しく思います。
この1年もしっかり稽古に励んでいこうと思いました。
※ご案内
春日会新年行事。「剣降之儀」と「袴着之儀」を金山媛神社、金山彦神社にて挙行いたします。※内容
●剣降 {修行に精進する誓いと技芸上達の祈願}※道中参加
春日流の家伝行事ですので、門弟以外は御渡道中結界内への参列はできません。※見学について
見学は自由なので、身近な方で興味を持たれる方があればお誘い下さい。※神社で家伝神事を行う事となったいきさつ。
従来、新年行事として「剣降之儀」を初稽古の演武前に行っておりましたが、爽やかな秋晴れのなか、無事に開催することができました『城攻めツアー in 岸和田』。
レポートを葛がお送りいたします。
なんと今回!ご縁がありまして、岸和田城の隅櫓をお借りすることができました!
お城周りを歩く前に、この櫓のなかで宗家による事前講習が行われました。
軍学・兵法のお話はなかなか聞く機会がないので、わくわくしますね♪
近隣に4つの街道が通っていることや、お城が街道を見おろすように建てられていることから、関所のような役割があったのではないか…等、どんどん読みとかれていく岸和田城。小さいお城だと思ってましたけど、じつは軍事的にとても重要な要衝だったんですね~!
全部お伝えしたいんですが、ここでは書ききれない程たっくさんの面白いお話が飛び出していました。
そして天守閣から地図を片手に周囲をながめて先ほどのお話を再確認。
「この狭間はつかえる!」と盛り上がりました。
石段を使って普段稽古している歩法を試してみたり、道具の扱い方・動きの意味を教えていただいたり。
稽古場から出て体験できる機会があるって本当に新鮮でうれしくて幸せなことだと思いました。
門を出て、堀に沿ってぐるっと1周してみました。
岸和田城の特徴として取り上げられる石垣下の謎(!?)の『犬走り』
諸説あるそうなのですが何のため作られた物なんでしょうね?
それから「岸和田城最大の特徴」と宗家がおっしゃられて初めて気が付いたことがありました。
写真では判りにくいのですが、お城側の堀と反対側の堀の水位がまったく違ったんです!!
お城側(上)の写真では、反対側(下)の右端に写ってる石垣の高さに立っています。
見落としてましたが、この高低差はすごい。
これは現地に行って実際に見ていただくのがイチバンだと思います。
毎度、慣れない分野に頭フル回転!
知識として足りてないものが沢山あるも歯がゆいのですが、
それも含めて知識欲が燃えるので毎回とっても楽しい城攻めツアーです♪
来年はどんな感じになるのかな~? (人*´∀`*)
- 葛 -