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3月19日に開催した試し斬り体験会。
今回は、葎がレポートをお送りいたします。
今回の参加者は、女性2名、男性1名の計3名。
男性客のご参加が増えてきているのが嬉しいですね。
受付・着替えを終わらせたら、まずは日本刀ミニ講座。
定番の、太刀と打刀の違いについてのお話しですが、
ここで活躍してくれたのが、太刀の模造刀です。
一見するとよく似ている太刀と打刀ですが、
実装方法から扱い方まで、全くの別物。
その違いを実感していただくには、実物(に近いモノ)に触れるのが一番です。
バランスや構えた時の感触など、見た目以上に違う両者の違いに驚きながら、
解説に耳を傾けていただけました。
そのままの流れで、宗家の刀の振り方指導へ移り、そしてお待ちかねの試し斬りです。
参加のたびにメキメキ上達していくリピーターの女性と、
初参加ながら思い切りよく刀を振り向いてバッサリと巻藁を両断する二人。
思う存分斬ってもらった戦果を前に、集合写真とちょっとした撮影会を楽しんでいただいたら、
最後は茶話会です。
講座では話しきれなかった刀のアレコレや、武士の実像についてなどなど、質疑応答を交えながらお話をさせていただきました。
昨年の9月より開催している当イベントも、今回で4回目。
ご参加のお客様にも好評を頂いており、スタッフとしてもうれしい限りです。
これからも、より楽しく、刀を通して日本の文化や歴史にも親しんでいただけるイベントとなるよう、力を尽くしていきたいと思います。
ところで……
このイベント、宗家が、日ごろの稽古とはまたすこし違う技法や知識を披露されるのも、
スタッフのひそかな楽しみになっていたりもします。
2回目の開催からは、私が前半の講座を担当させていただいていますが……
指導や茶話会の折に宗家が垣間見せる肥前春日流の奥深さに、感嘆するやら嘆息するやら。
私の研鑽はまだまだ道半ば……
どころか宗家が歩んだ路程の一割にも達していないことを痛感してしまいます。
そんな肥前春日流のディープな部分なども、
また機会を見て雑感記事にでもアップしていこうと思っています。
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