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1月4日の後日談です。
M君が4日に撮ったデータを教授に見てもらったところ教授に興味を持っていただけたようで、M君を通じて院生に動きを披露する機会をいただく事ができました。
そこで1月20日に宗家が再度訪問されました。
以下、宗家のレポートです。
今回、M君を通じて関西大学 大学院の講義にお邪魔させていただく機会を頂きましたので、簡単にレポートさせていただきます。
まず、講義へのお誘いを下さった先生をご紹介します。
関西大学 人間健康学部 小田伸午教授。
スポーツ科学を教えておられます。
『二軸動作』・『常歩(なみあし)』の提唱として知られている方です。
大変気さくで温和な印象の方で、とても話しやすい人物です。さて、当日の様子に話を移しましょう。
私は少し早めに到着し、M君の出迎をうけて先般キャプチャーを体験させていただいた実験室に案内していただきました。
暫くして院生の方々と伴に、今回お招き下さった小田先生が入室され、簡単な挨拶をさせていただいて、いよいよ講義スタートとなりました。講義では軸と力を抜く体験を中心にお話と実演をさせていただきました。
M君以外の院生の方は武道経験が無かったので、簡単な動作で行う事にしました。
最初は、受る人の片腕を、攻める人が両手でガッチリ持って逃がさないようにした状態から、受ける人が片腕で押し返すと言う動きを体験していただきました。始めに私の片腕を院生の方に持ってもらって実演。
抜きと軸押しを披露しました。
武術としては初歩的な動作ですが、初めての経験で随分、面白がってもらえたようです。
最初の披露に続いて、皆さんで組んでもらって軸押しをやってもらいました。
さすがにスポーツ科学を学ぶ院生の方々ですから、早々に形になっていました。続いて、軸のバランスと力のコントロールを体感していただこうと、呼吸動作を体験していただきました。
本来は春日のものではありませんが、軸と力のコントロールを体感していただくには良いので、呼吸動作をチョイスしました。
対人で力を抜いて何かを行うと言う、あまり普段行わない行為に最初は皆さん戸惑いもあったようですが、すぐに理解されました。
ただし、頭で理解したように行うのは別の話。
でも苦心しながらも探求しようとする姿には感心しました。
小田先生も講義でこの「抜く」と言う事を話しておられるようでなるほど、理解が早いわけだと得心しました。最後は春日流の「礎」を披露して、締めとさせていただきました。
皆さん熱心に体験していただき、とても有意義で楽しい時間を過させていただきました。講義の後、小田先生の研究室にM君と伴にお邪魔して改めてご挨拶とお話をさせていただきました。
これからもM君の修士論文のデータ提供でお手伝いをさせていただく事になりそうです。ちなみに、小田先生は「いけるくち」のご様子なので折を見てお誘いしたいと思っています。
以上、講義体験レポートでした。
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