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夏になると思い出す、おいしいものがあります。
作法教室で以前、七夕のおもてなしのお膳を宗家が再現してくださった事がありました。
ごはん美味しいのしあわせです (*´艸`)うふー
手間隙かけてご準備いただいた目にも涼しい品々、すべてのお料理の作り方を後日冊子にまとめて頂いたり…と、当時の風情を感じられた素敵な時間でした。
なかでも1番心に残ったのがデザート。
うり…( οqο`)じゅる 瓜… たべたひ… ウリ……
わたしの反応、だいたいこう↑ なるくらい好きになりました。
今夏は運良く、まくわ瓜がウチにやってきてくれましたので『涼瓜』を作ってみることにしました。
こんどこそ完成させますよっ。
(一昨年くらいに黄色いメロン(※代用)を買ってみたのですが…普通に晩御飯後のデザートに出されて1度挫折しております。)
先日、涼瓜を作ることを話題にすると、「食べてみたいけど梅が苦手」という人に対して宗家が「柑橘系のお酒でも美味しい」と言われたのがとても気になったので、初挑戦ながら今回2種類とも作ってみることにしました。
梅酒は家にあるものを使うとして、問題のもうひとつを探しに百貨店のお酒売り場を歩いてると入り口すぐの試飲売り場でみかん酒と柚子酒を発見。
柑橘系のお酒というと中国酒に金柑ってあったような?? コアントローはなんか違うし~…なんて悩みはアッサリと解決…したかとおもいきや、その蔵元の柚子酒はあいにく売切れておりました。(ざんねーん)
仕方がないので他の柚子酒を探していると、蔵元のひとがこう声をかけてくれました。
「あの…先程の柚子酒を…見本で申し訳ないんですが良かったら…」って
差し上げますので帰り道にお寄りください、って!
Σ(*゚ロ゚ノ)ノ ま じ で す か !!!
ありがとうございます、ありがとーぉございます!!! それだけ頂いて帰るなんて大変申し訳ないので、柚子酒といっしょに味見して美味しかった生酒を1本購入させていただきました。ありがとうございますーっっっ!!!
―…という経緯があって写真の酒瓶には【見本】シールがついたままなのです。↑
(こんなコトってあるんだな~っと帰宅するまでの間に、じわじわ甦ってきたというか想い出したんですが……なんか…前にも催事最終日で売り切れたお酒の試飲用見本をいただいちゃった事あったね…『こんなコト』って、初めてじゃなかっ…た。(恐縮))
なんだか前段階でだいぶ長くなってきたので製作工程はちょっと省略させていただきます。
お酒にどぼーん。
お砂糖に埋めー。
余分な砂糖おとして完成。
できあがった完成品を持参して稽古後に試食ターイム!
さすが伝来のお味、ご好評をいただきましてあっという間に器がからっぽです。(ほぼ葎お兄さんが食べていたような気もしますが)
さて。
残ったお砂糖を煮詰めて上からかける蜜も作りましたし、バニラアイスも添えちゃって七夕のあの時を再現しますよっ♪ うり!!!
今月(月例会/8月2日)のお菓子は見た目も涼やかな『融けない氷』にしてみました。
「割氷」です、干琥珀羹っていうやつですね!(人´∀`)
……とか、かるく思ってた私。
…この炎暑のさなかではそう簡単にはいきませんよね!
「暑さで傷みにくそうなもの」っていう観点ではそんなに間違ってなかったと思いますが、ハイ読みが甘かったーッ!
開けてビックリ、寒天の周りの砂糖が融けはじめてるぅぅううう~ (@A@;)
そのうえ口に入れたらヌルいっ…ていうかお菓子が熱い。
後日、杵君に「レンジで10秒チンしたみたいな…」
というとっても的確な表現をいただきました。
焼石に水かも知れませんが、次とか来年の夏場は保冷材を添えて持って行くことにします。(懺悔)
ちょっと落ち込みましたけど、それでも場を囲んでいるみんなが楽しく喋ってるのが嬉しかったです。
(B級以下ホラーが話題やったんですケド…これはこれで夏らしい??)
おはこんばんちは、杵でございます。
さて、姫路城ツアーの続きです!
この城のすこーし残念な事実を知ってしまった一行、行列に並んで迷路のような道を進み、修理を終えた大天守の中へ。
おぉ! 広い! 綺麗! これなら長物も楽々振り回せるぜ!
壁には武具掛けも備えられていて、槍でもかかってたら壮観だろうなあ。
…あれ? 天守の中ってこんな広々としていいもんだっけか?
武具掛けもまるで飾るためにつけられてるような・・・。
枡形もなければ、狭間も役立たずな姫路城。
天守閣もまた、のびのび戦闘ができる広さで防衛には適さない、と。
宗家いわく「天守の体裁ではあるけど、迎賓館的なもんやったんやろね」
とのことです、なるほど。
広大な縄張りと優れた立地に築かれた姫路城は、ただそれだけで敵の戦意を削ぎ、むしろ防衛機能より美しさや雄大さで威光を示そうとこのようなつくりになっているのかもしれませんね。
そうして「日本一美しい城」とも評される今日の姫路城、別名「白鷺城」になっていったと。
さて、順路に従ってずんずん進んでいくと六階に上がる階段の前で相当な混雑の様子(ー_ー;)
我々はなにも、天守からの眺望のために来たわけではないのだ!
こんなとこに並んでられるかってことで総員撤退、西ノ丸をめざすことに。
家に例えると天守は納戸、西ノ丸がリビングや寝室にあたるのだそうで城を攻め落とすなら、天守よりも西ノ丸を落とさにゃならんわけですな。
実際、西の丸へ向かう構造は天守側と比べると防衛線を意識した構造になっている様子。
(それでも飾りにしかならんような狭間があったりします、笑)
狭間の使い方や、逆に潰し方、防衛側の兵たちがどんな立ち回りをしていたかといった解説を聞きながら、西ノ丸をぐるり。
まだ少し時間があったので、せっかくなので好古園という武家屋敷跡を活用した庭園へ向かうことにしました。
好古園へ向かう道中、大手門を出てすぐの内堀を観光客を乗せた舟が泳いでいました。
内堀の中から解説を聞ける乗船体験てなものをやってたわけですね。
春日メンバーは皆思ってたことでしょう、舟に乗ってみたいと、否、“船頭さんそこ代れ”と。
乗船体験自体には興味を示さず船頭さんの動きにちょっとテンションをあげる春日会一行。
その様子にゲストメンバーはポカーンと。変な集団ですね。
でも門弟なら嫌でも注目せざるを得ないわけです。
さて、船頭さんを観察できてホクホクしながら(ぇ
つらつら歩いて好古園に到着ー。
ゆったりまったり庭園の風景を楽しみました。
庭園も綺麗でしたが、私的には庭園を区切る路地が、印象的でした。
余計なものが視界に入らず、江戸時代にでも迷い込んだような
とまあ、こんな感じで第二回城攻めツアーは終了。
姫路駅へ向かう道すがら、目に飛び込んだビアガーデン。
宗家も誘惑に引っ張られそうなご様子でしたが、グッとこらえて大阪へ帰る電車に乗り込みました。
帰りの車中はツアーを振り返りつつ、次回のツアーに期待しつつのおしゃべり大会第二弾。今回、一応私が幹事だったんですが、概ね好評だったようで一安心でした。
無事、大阪駅へ帰り着き解散と相成りました。
記事には書けなかった小ネタもたくさんあって(手ぬぐいのたたみ方とか、火縄銃の扱いとか、ね。)
とても充実したツアーでございました。
それにしても、
次回の話をする度に宗家の展望が広がってる気が...。
うん、気にしないでおこう。(・Д・)
平成27年5月24日、ついに第二回城攻めツアーが決行されました!
今回は、姫路城に入城して早々に宗家がぽそっと…
「あれ? この城なんか変だ・・・?」
んん? 何が? 普通にお城って感じですが・・・?
一体何が変なんだって話は後で解明されるんですが、また一つお城ってのものの見方が変わる、おもしろい歴史のイタズラって感じでして、また今回も普通の解説では味わえないツアーでございました。
さて、平成の修理を終えてまだ日の浅い姫路城に総勢15人での見学です!
思いの外参加者が集まってくれてビックリですわ。(*_*)
大阪駅で集合して一路姫路へ、大阪からおよそ1時間。
道中、早速はじまるおしゃべり大会、どんなツアーになるのかと期待が高まります、ことに女性陣の盛り上がりときたら・・・!
そんな感じで暇を持て余すこともなく、姫路へ到着。
現地集合の別働隊と合流し、姫路城へいざ出陣!
姫路城は江戸期には徳川の要衝であり、西国へ向けて威信を示す特別な城でした。威風堂々とした、白亜の居城と呼ぶに相応しい、美しくも壮大なお城です。
まあ、とにかくこの城はデカい! 姫路駅おりたらそこはもう外堀跡でつまりはほぼお城の縄張り内で…なのに…天守が小さく見える(;゚Д゚)
遠いわ!
さて遠さにめげず、宗家を先頭に駅前の大通りを真っ直ぐに進みます。
まずは遠景で見る城の様子から、「右下下がりの本丸隠しの縄張り」と宗家の読みについて説明がありました。
駅から向かって城の正面から見る天守の右が、少し低くなって平たく見えます。
現代では事前に地図を見ることができますが、昔は遠目に城を眺めるしか方法がないわけですから、「何となくあの辺に御殿があるのかな?」と思わせるのは重要な事だったのでしょう。
ちなみに、城攻めツアーのお約束として、宗家には攻城目標について予習なしで解説してもらう事になっています。
カンニングせずの読みなら、スゴイ!!
!(゚∇゚ノノ"☆(゚∇゚ノノ"☆(゚∇゚ノノ"☆パチパチパチ!!
そして道すがらの堀にあった土塁の使い方と対処法の解説。
聞いてみれば簡単なことですが、聞かなきゃわかんないですね。
さぁ、橋を渡っていよいよ追手門に到着です。
なにやら鎧武者が闊歩してますが、例によって春日メンバーはこれを華麗にスルー。
ここですかさず石垣の死角について宗家の解説が入ります。
早速何人かが石垣に張り付いて体験、傍から見たら変な集団だ。
門をくぐるとグランドのような広場が眼前に。
ここが、この城の三の丸だったようなんですが、宗家が辺りを見てぽそっと…!
「あれ? この城、なんか変だ…??」
え、なになに、何ですか~???
「ん? もうちょっと先に行ってからね(^^)ニコッ」
ニコッってあーた…(´・д・`)
そんなこんなで、腹が減ってはなんとやらとここらで昼食タイム。
門前町で調達した兵糧を三々五々、城を眺めながら堪能致しました。
サァ、腹もふくれていざ突撃じゃ!
皆の者! 入場料を払えーい!! 姫路城の入場料は日本一イィィィ!
入場口をくぐって「菱の門」を前に、「ああ、やっぱり変だ。」と宗家のつぶやき
この意味が分かったのは若殿が絵図を睨んだときでした。
「みんな見てみ」
宗家が塀の狭間を指差し、「この狭間は役に立っていない」
...は?(´Д`)
宗家に促されて指示された場所に行ってみると、なんとまぁ…!
狭間の穴が見えない...だと...。つまりは 死 角 になっている、と。
宗家が指摘した「変な所」とは、この『役立たずの狭間』。
そして内曲輪に入っているのに、あるべき「枡」がない、ということ。
(ちなみに、前回の彦根城では大手門を入ってすぐ「枡」の解説がありました)
なるほど、変な城ってのはこのことだったんですねえ!
この後、「はの門」の先で守備兵になって確かめてみました。
「ありゃ~」といった感じでございましたとさ。
まだまだ、姫路城の謎と意外な姿は続きますが、一先ずこの辺で。
次回へ続きます!
月例会(7月6日)のお昼休憩、はみだし作法のお時間でーす。 ヾ(・ω・*)ノ
お茶に合いそうな《季節に沿った》お菓子をテーマにして、どんなのが良いかな?何にしよう…と考えながらいつも売り場を行ったりきたりしながら決めてます。
でも、今回はあまり悩まなくて良かったんですよ。
柳にツバメの柄が入った絵懐紙があった(゜∀゜)! のを思い出して、今月のお菓子は若鮎に決定。
求肥ずっしり美味し~♪
でも…なんか、ちょっと思ってたのと(´・д・)ちがうの。
この取り合わせで爽やかで涼しげな雰囲気にしたかったのです、それがなんて言うかこう……お皿に乗り切らなかったサンマ?みたい…な?
鮎が立派すぎてはみ出ておりますよぅ...。
月例会(5月3日)で、またお茶道具を広げさせていただきました。
今月は粽にしてみました~。
葎おにいさんに「今日はちゃんと時間見とけや~。また自分の分なくなるで~!」と言われたので、今回はチャンといただきました。(*'∀')ゞ
青笹の匂いが爽やかで美味しかったです、もっちもち!
葎おにいさんと杵君に企画の種(?)みたいな話題を出してみたんですが(春日流の基礎訓練法のひとつである「櫓練」の元になった《本物の船の櫓漕ぎ》を体験しに行きたーいっ!、みたいな話です)、城攻めとか教本作り等がしばらくあるので……
それが形に成るのは来年以降のコトになるのかなぁ~?